ミレニアムムーミン

aderin2006-07-27

あの日は何の目的もなく、ただ癒されたくてふらりと阪神百貨店7階のスカンジナビアに足を向けた。

2000年の冬のこと。たぶんクリスマス前だったように記憶している。

スカンジナビアハウスは、大好きな場所。
アラビア、イッタラ、ローゼンタール、ストッケ、イノベーター、ルイス・ポールセンにフレンステッドモビール…他にも名前が覚えられないメーカーのものがたくさん。
白樺のかご、ダーラナ馬、アイアンのキャンドルスタンド、リサラーソンの動物、カイ・ボイスンの熊、サル、象…などのあたたかな手製のものもたくさん。
本当にさまざまなメーカー、作り手による(百貨店にこんなに充実したところが他にあるのかしら、といつも思う)チェア、ソファ、チェスト、カップボードなど、ふだんはネットでしかお目にかかることのできない北欧製のものが
目の前にあるだけで癒された気持ちになるので
仕事で疲れたなあ、という時に帰り道に足を運ぶのだ。

でも、もちろんお目当てはムーミンのものを眺めること。(笑)

1年に2回、社販があり全商品10%引きになるのでその時以外はほとんど買い物しないのだが、
その時目に飛び込んできたのは、このマグカップと同系色のプレートでした。

「ああ、新柄が出たんだな〜」と気軽な気持ちでひとつずつ買って帰宅。

薄いペールブルーのカラーリングがシックで気に入って、よく使っていました。

そして数ヵ月後再びスカンジナビアハウスに足を運んだ時にはもう売られていなかったのです。
何とミレニアム限定柄なのでした。
あの時そうとわかっていれば!
2個買いしたんだけどなぁ〜(爆)と、今でもちょっと悔やまれる、でもあの時たまたま疲れ果ててスカンジナビアハウスに足を運んだからこそ買えたんだな、本当にラッキーだったなとも思うのです。

今でも2か月に一度くらいの割合でスカンジナビアハウスには足を運ぶようにしています。
何故ならここは、廃盤情報が異様に早いのです。
私が知る限りでは、新柄のピッチャーが一番最初に店頭に並んだのはスカンジナビアハウス。
見たこともない柄のピッチャーが並んでいるのを見て、
「もしかして前の柄は廃盤?」と思ってネットで検索してみたのですが、どこにもそんな情報はありませんでした。
かと思えば、廃盤のチルドレンセットやクリスマスマグがいつまでもいつまでも残っていたりもします。

いろんな意味で、楽しませてくれるスカンジナビアハウスなのです。
あれ、ムーミンのマグの話しようと思ったのに、スカンジナビアハウスの話になってしまいました。