ムーミンの記念コイン

フィンランド2004年通常貨8種とトーベ・ヤンソン生誕90周年メダル」 のセットで、2ユーロ硬貨はユーロ拡大記念貨だそうです。
なんとなくふらりと買ってしまったのだけど、
まだ日本でも手に入るのでした。

やや高く買っちゃった。
送料も入れたら、日本定価の1.5倍くらいで買ってしまいました。
まだ残っているとは思わなかった…

でもかわいいから、許す。(何を!?)

ところで…日本ってすごいですよね。(唐突)
ムーミン以外にも、私がもう長いこと狂っているものにスイス・ネフ社の積木があるのですが、
本場で買ったほうが安いんじゃないかとあざといことを考えて
スイス在住の友人(もちろんスイス人)に「買って来て〜」と頼んでみたところ…
何故かわからないけど、スイスで買ったほうが下手すりゃ高かったりする!ということが判明。
犯人は税金だ。それから物価だ。
平和で安心で福祉な国は物価が税金と物価が高いのが自明の理。
Arabiaの製品も、ファクトリーアウトレットなどならともかく(B級品)普通に買ったら日本で買うのとあまり変わらないようです。
フィンランドから日本への輸送料は!?輸入業者の中間マージンは!?一体どこで消えたのだ?という値段で
販売されているんですよ…
北欧諸国もびっくりするほど税率が高い。以前聞きかじったことをそのまま書きますが、
デンマークフィンランド所得税税率は50%であり、消費税率は22〜25%だそうです。
でも、いくら税金が高くても、生活できるようになっているそう。
将来退職して職も蓄えもなくても、生きていけるようにできている。
高齢者には十分な(ここがポイント)年金や住宅費補助が出、医療費はほとんどかからない。
障害者や、働く母親に対するケアも厚い。
授業料は無料、国によっては大学まで一切の学費はかからないと言う。
人々は安心して働くことができ、税金をきちんと払い、税率を下げろと文句を言わない。
税金をきちんと納めた後は、自分や家族の楽しみのためにお金を使うことができる。
言われえぬ将来への不安のために、日々の潤いをからからの雑巾をまだ絞るように切り詰めることもない…

日本も…近い将来、消費税が2桁になることは間違いないでしょう。
何かにつけ「日本の税率は欧米に比べ、格段に低い」と言う。
2桁取ろうが20%取ろうが、それはそれでかまわないと思う。
でも、ちゃんと使って欲しい。ちゃんとね。子供にでもわかるように税金を有効に使って欲しい。

納得して、安心して、払える税金のあり方であって欲しいと切に願います…

何故、記念コインからこんなに話がそれちゃったのでしょうね。
つまりこういう記念コインなんていう無駄なものを買う人からは税金をもっと取ってもいいんじゃないかと言うことですよ。
ただし、取れるからって無駄に使うのはやめてくださいってことです。