『ムーミン谷の彗星』ノート

とても気に入っていて、眺めてにやにゃするだけで満足してしまう
Showroom Finlandのプライウッドノート3種類です。

表紙、裏表紙がかなり薄目のプライウッド。
そこに童話の原画のワンシーンが描かれています。
中のノートは罫線などない真っ白の紙。
フィンランドの人はこのノートをどんなふうに使うのでしょうか...

一番大きなサイズは30cm×22cmもある大判です。
スェーデンの王室御用達タオルメーカー・エーケルンドにもこの柄がありました。
『Late Supper』と呼ばれている柄のようです。
ムーミン谷の彗星』で、彗星のことをいろいろと知るために
天文台に向かっている道中、
ムーミンスナフキン、スニフが夕食をとるシーンです。
コーヒーを飲みたいというスニフでしたが、コーヒーポットは谷底に落としてしまった。
するとスナフキンがコーヒーがなければ小さなパンケーキを食べればいいというのです。
パンケーキは焼けるそばから食べるのが正しいんですって!

二番目のサイズのものは20cm×15cmの中サイズ。
先日記事にしたFinlaysonの特大バスタオルもこの柄でした。
同じく『ムーミン谷の彗星』で、ムーミンが海にもぐって真珠とりをしているシーンです。

一番小さいノートは15cm×11cm。
メモ帳として使いやすそうなサイズです。
いよいよ地球に彗星が近付いてきて、ムーミン一家と仲間たちはスニフの見つけた洞窟に避難します。
ところがかんじんのスニフが飛び出していってしまう。
ムーミンは友達を案じて危険な外へ、そして赤くそまった森へ、スニフを探しに行くのです。
暗く、恐ろしい森。刻一刻と近付いてくる彗星。火のように熱くなった空気。
たったひとりでスニフを探しに行くムーミントロール
そういうシーンです。


この3つのノートの挿絵がどの童話にあったものだったかな、と
友達にきいたり、探したりして、つきとめてみたら、全部『ムーミン谷の彗星』でした。
このノートは『ムーミン谷の彗星』ノートだったんですね。


表紙を見ているだけでも、本当にすばらしいシーンばかりで、感動してしまいます。
いったい何に使ったらいいのでしょうね。