勝手にコラボ5:Mug Sniff

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おでぶさん時々おしゃまさんシャチョブロナウ ツー <SCOPE BLOG> - 楽天ブログさんの
コラボレーションによる
上記のすばらしい連載の尻馬に載った「勝手にコラボ」第五回目です。


さて、スニフマグ。
前・茶色のマグの時は裏面だったネコとの親密ショットが、
新デザイン(と言ってもリリースは数年前ですが)ではどどーんと表に来ました。
(※ここでの「表」とは、右手で持ち手を持った場合正面に来る面のことです)
色も、チョコレートソースのようなツヤのあるシックなブラウンから、きれいなペパーミントグリーンへ。
茶色のデザインが結構気に入っていたので、
今でも茶色のマグとペパーミントグリーンのこのマグ、どちらもよく使っています。


私のスニフの印象はというと…
自分より弱いものにはやさしいスニフ。ないがしろにされると妙にすねるスニフ。キラキラしたきれいなものが好き。執着心が強く、がっちり所有物(生物、非生物にかかわらず)を囲い込むスニフ。
ムーミン谷に生きる登場人物たちはみんなそうだけど
いろんな側面のあるキャラクターです。
原作をはじめて読んだ時は「何だ、こいつえらい自己中でワガママで面倒くさいやつだな」と思った第一印象が、
何度も読むたびに少しずつ変化してゆく。
私は子供時代にムーミン童話は読んでいませんが、
きっと子供時代に読んだ印象と、大人になってから読んだ印象とが、結構違うのもムーミン童話の特徴なのではないかとひそかに思ってます。
他のキャラクターもそうですが、最初はやや苦手だったスニフが、
何度か童話を読みこんでいくうちに少しずつかわいくなってきて、最後は「うんうん、私も昔は(今も?)こういう部分があったよな」と共感してしまう。
最初は「ムーミン谷いちの常識人」だと思ったムーミンは、読み進めるうちに「繊細で、まわりにふりまわされていつも困ったり怒ったりしていて、でも最後はまぁいいやって平和に納得しちゃう人」に変わっていったり。
「非常事態にキャーキャーわめいてはた迷惑な、アメリカ映画のヒロインみたいな嫌な女」だと思ったおじょうさんは、「女であることに肯定的で、むしろず太く、強くたくましくていい感じ」と思ったり。
スニフも、コミックスではまた別の、まったく違うキャラクターを与えられていたりしていますが、
原作童話の中ですら、どんどん印象が変わっていくのがとても不思議です。
だいたい最初は印象が悪くて(笑)後からどんどん好きになっていくというパターンが多いですね。私だけかもしれませんが。
話をマグに戻します。

スニフマグは、ペパーミントグリーンのきれいな地の色を生かした、かわいらしい組み合わせがいいかなと思います。
クロスはKristina Isolaデザインの「ホップ(HOPPU)」。
きなりの白×グレーがかったペパーミントグリーンで色みをあわせつつ、
黄色や水色など、ぱきっとしてるけど印象の強すぎない器を足したり、引いたり。
ムーミン谷の彗星』で、
自分宛てじゃなかったケーキにすねてしまったスニフのために、
クリームののったショートケーキを添えて。
もっと凝るなら「かわいいスニフへ」ってデコレーションしてあげたい。
スニフのたいせつな子ねこのために、ボウルいっぱいの生あたたかいミルクを。
子ねこのためのミルクなので、何となく鯛焼きも置いてみました。魚の形なので…
もちろん自分の飲みものも、子ねこと同じようにミルク。
ちなみに皿はmarimekkoのoiva、ボウルはイッタラのキッズスタッフのものです。

甘いおやつをひとかじり、ふたかじりすると
スニフが満足して笑顔になっているのが目に浮かびます。
そう、このマグの裏側みたいにね!


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