トーヴェ・ヤンソン夏の家−ムーミン物語とクルーヴ島の暮らし−展

8月上旬のお盆前だったと思うのですが、
ギャラリーエークワッドで開催中の「トーヴェ・ヤンソン夏の家−ムーミン物語とクルーヴ島の暮らし−展」に行って来ました。
スチームオーブンに入れられたまま時間が止まってしまったかのような
じりじりと暑い夏の日でした。
あの時期と比べると、本当にいきなり、夏が終わってしまいましたよね。
夏を惜しむ暇もなかった気がする。

このポスターからしてデザイン的にもすぐれていて、テンションがあがる!
大通りから曲がって入っただけなのに、
あまりひとけがなく、静寂な空気が流れていました。

先に行かれた方々の写真などで、知ってはいたのですが
建物の中にどーんと実物大の小屋が建ててあるのはやはり迫力があります。
屋根、煙突、窓、木目の感じまで
リアリティを追求して作られたことがよくわかり、好感度大!でした。
窓から中が覗ける感じがわくわく。

表側にまわると…どどーん!!!うわーーーー!すごい!!
テンションがあがりました。
まず、いっとう最初にチェックしたのは右奥のほうのマグの棚!


私の憧れの棚です。
並んでいたマグが現行品だったのがちょっと残念で
「言ってくれたら貸し出しするのに!!!」とマジで思いました(笑)。
ベッドもシンプルだけどソファとしても使えそうないい感じ。ちょっとL字なんですね。
以前読んだ雑誌の記事ではマリメッコのカーテンもかかってたかなぁ、確か。

キッチン部分。まさにムーミン物語に出てくる
ママのキッチンのようなこじんまりとした中に必要なものがぎゅっとつまった
かわいいキッチン。
薪やレンガがかわいい〜棚にはスパイスの瓶がずらりとならんでいました。

アトリエ部分。
シンプルだけどワイドで、ちょっとうちのボウズのデスクに似てます。
キャンドルスタンドがずらずらと並んでいるのは、創作活動の時にはやはり
手元は明るくしていたということなのでしょうか。

机の上に載っていたのは地図と、でっかい三角定規?
よく見ると石や岩?を鉛筆立てや文鎮がわりに使っていたようす。

外側の窓からデスク部分を覗き込んだ感じ。
この原寸大のすばらしい小屋の展示のほかに、写真のパネルやビンテージファブリック、お手紙などの展示がありました。(写真撮影不可)
夏休み中にはさまざまな講演会やイベントがあったみたいで
やっぱり東京はいいよねえ〜とあらためて思った次第です。
この展示は9/30(月)まで開催しているので、
まだ見ていない方は是非足を運んでみてください。
入場料無料、一見の価値あり!です。