勝手にコラボ15:Mug the Groke

のっけから、すみません!


記事がアップされていることに全く気付かず、完全に出遅れました。
すでに歯抜けのマグがいくつかある中、しかも出遅れる…
しかもその次のロッドユールの記事までアップされていて
焦るーけど無理なものは無理ー…


…という感じで「コラボ」の名折れも甚だしい限りですが
いつものように、まずはScope - ホーム | フェイスブックを読んで、
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おでぶさん時々おしゃまさんシャチョブロナウ ツー <SCOPE BLOG> - 楽天ブログさんの
コラボレーションによる
上記のすばらしい連載の尻馬に載った「勝手にコラボ」第十五回目です。
今回は、隠れたアイドル(?)モランです!


私がムーミンを好きな理由のひとつに
「自然への畏怖」があります。
ムーミン童話の中には、彗星や洪水などさまざまな天変地異が起こり、ムーミン谷の住人たちがそれぞれの形で事件に対峙する物語が出てきます。アラビアの食器の中にも天災のシーンがモチーフになったものが多いこと。
日本もたいがい天災の多い国だと思いますが、それを食器に再現するアラビアのセンスにはいつも驚いてしまいます。


モランは、登場人物の中でも、もっともその「自然への畏怖」を体現している「怖い」キャラクターだと思っていましたが、
ムーミン童話を読みこんでいくと、これがなかなかどうして、
怖いけどそれだけじゃない、親しみを覚え共感できる部分もあるような、それどころかかわいらしさすら感じるような
妙な気持ちがむくむくとわいてきます。
モランの性別なんて考えたこともなかったのですが、孤独な絶対零度の魔物・モランが「おばさん」だと知った時の猛烈なシンパシーは忘れることができませんし、彼女が、実は光や暖かいものが好きだと思うと、
ちょっとかわいそうで泣けてきさえします。
知れば知るほど、モランのことが好きになっていった。
そういうファンも結構いるのではないかとひそかに思ってます。

そんなモランに、光と暖かいものをふんだんにプレゼントするイメージでコーディネート。
たくさんのキャンドルの炎、そして熱々のホットミルク。

モランが来るだけで炎は消え、ホットミルクはアイスミルクになっちゃうかもしれないけど…

カンテラを持ってモランに会いに行ったあの日のムーミンのように
歩みよる気持ちがあれば
永久凍土のようなモランの心を暖めることでできる。

きっとね。


TooさんとSCOPEさんの強力コラボ『ムーミン20ストーリーズ』をまとめて読みたい方は
Moomin 20Stories←こちらまで!