子供用ミィのマグカップ

22才になったばかりの冬にアラビア ムーミンシリーズのマグカップを全種類一気買いして以来、
ずぅ〜〜〜〜っとムーミンを影ながら(?)応援していました。


1996年1月1日生まれの姪への1歳の誕生日プレゼント(つまり1997年の1月のこと。まだ旦那とは婚約中、というか、結婚前で、ネフ積み木のことなんて知りもしなかった頃でした)も
ムーミンのチルドレンセットでした。


「これがフィンランド製でアラビアって会社のものだなんてきっとこの姪には(そして義姉にも)どうでもいいことなのだろうなあ…ましてやムーミンに興味がなかったら、こんなキャラクターものでごまかしやがってって思われるかもしれないなあ、ああ、センス悪い嫁だと思われたらどうしよう、でもまあ、私はこれがいいと思うんだから仕方がないよ、もらってくれ」


とまぁ、そんなことを心の中であれこれ考えながらムーミンよりくまのプーさんが大好きだった姪っ子にプレゼントしたのでした。
もし私が自分の趣味じゃないものを頂いたりしたら、もうそれは陽の目を見ないという憂き目に合うことになるのですが、義姉は優しい人で、姪の食器としてミーミンをちゃんと使ってくれていたのでした。
その当時の私はチルドレンセットというものは、子供が、それもだいぶん小さな子供が使うというイメージを持っていたのですが、最近はそんなことどうでもよくなってきた(笑)。
歳をとるということは、妙な意地を張ったところがなくなってくるということかもしれない、そう、角が取れるというか、こだわりがなくなってくるというか。


本ラインのティーマがベースとなっているマグとは形の違う、
チルドレンマグ、今では嬉々として自分で使っていたりします。
アンナのビスケット占い(掌に載せてビスケットを一突き、3つに割れたら幸せになれる)なんかやりながら、小さいマグで苦めに淹れたコーヒーをすする。


幸せだなぁとしみじみと感じる時間です。