男ってやつは

アラビア社製陶器のムーミンパパです。
大きいサイズだとばかり思っていたので、手元に届いて、小包があまりにも小さいので驚いた。
包みを開けてまたびっくり。
小さいのだと思って大きいのだったら別に文句はないけれど
大きいのだと思って小さいのだったら文句言うでしょう、ふつう。
私はだいたい、何でも大きいのと小さいのだったら、大きいもののほうが好きだ。
舌切り雀だと、間違いなく大きいつづらを選んだいじわる婆さんに該当するタイプ。(汗)
ところが本場フィンランドだと、日本ではお馴染みの大きいほうのサイズのフィギュアはほとんど見かけないらしい。
真偽のほどは確かめる術もないのだけど、
それでも少なくとも『Moomin at Arabia』には
所謂日本で通常普通サイズだと思われているほうがFigure、ミニサイズだと思われているほうがMini Figureと表記されているのだから、それくらいいくらフィンランド語だって、私にだってわかるんだい。
どーしてくれんのよ、とミイのように噛み付くと
相手も低身低頭で謝って、少し値引きしてくれたので
気をよくしてよくよく見てみると、やっぱりよく出来ていてかわいいので
ようやっとうちの子になりました、ムーミンパパのミニフィギュア。
聞けば、アラビアのミニフィギュアは大きいサイズのものを
ベースに作られているそうで、
なるほど画像だけでは到底判断がつかないわけです。
対象物がないとサイズがわからない...

違うことと言えば、小さいサイズのほうはアラビアロゴが底辺部(足の裏)に入っていないんですよね。
私が持っている唯一のアラビアのフィギュア、ムーミンには
足の裏に王冠とアラビアのロゴが入っているんです。
それはちょっと残念...

いずれにせよ、クールでダンディでいい感じのパパのフィギュアです。

ところで、『小さなトロールと大きな洪水』と『ムーミン谷の夏まつり』も読み終わりました。
残すは
ムーミンパパの思い出』と『ムーミンパパ海へ行く』の、パパもの2册です。
実を言うと『ムーミン谷の仲間たち』の中の「ニョロニョロのひみつ」も未読なんです。
パパがらみのやつは、何となく脇によけて置いてしまったのでした...
事実上のムーミン童話第一作『小さなトロールと大きな洪水』で、いきなりパパ、行方不明中、にはかなり度胆を抜かれまして、私の父や、私の旦那(息子の父)とはあまりにもかけ離れたパパ像に
かなり戸惑いを覚えてしまって、パパの話をここまでついつい避けて通って来てしまいましたが、
もう袋小路です。

それとも...
森進一も「冬のリヴィエラ 男ってやつは 港を出て行く船のようだね」と歌っているように
ムーミンパパのような存在というのは、男には憧れを感じるものなのだろうか...
JASRAC許諾番号、これくらいの表記でも申請すべきなのでしょうか)

ともあれ、来週からはパパなる世界に踏み込んで行こうと思っています。