Kartoのポストカード

もともと、紙モノを収集するタイプではありません。

海外旅行に行ってもポストカードはほとんど買わないし、
買ったとしてもその場で友人宛に書くか、もしくはカメラにおさめなかった景色のものを
自分宛に日記替わりに出すくらい。
過去の自分からの手紙、っていうのはなかなか面白いので
海外に行ったら試してみてくださいね。

海外旅行と言えば、最近は食べた飴ちゃんの包み紙がかわいかったからとか
マルシェの袋がかわいかったとか
そういった「無料」のものをきれいに伸ばして持って帰って来るのがはやってたり、
ともすればウエブショップで販売しているところさえあるのだけど
私自身は全然興味ないです...
(悪い、と言ってるのではなくて、興味ない、と言ってるので、誤解されないでくださいね)

昔の友達からの季節の挨拶の手紙やカードなども、
旦那には「信じられない」と言われたことがあるが
結構読んだその場で捨てたりする。
(取っておくものも、もちろんありますが)
いただいたことはちゃんと覚えてるし、取っておいても読み返したりしないでしょ?と言うのが私の主張だけど
たぶん、旦那の感覚のほうが普通なんだろうなと思う。
私の弟の手紙入れには、いつも昔もらった葉書や手紙がちゃんとさされてあった。
男の人のほうがセンチメンタルなのかもしれない...

そんな風に私はずっとポストカードに執着しないたちだった。
それはムーミンのポストカードでも例外ではなく
せっかく買ったポストカードを友達への荷物にちょいと入れちゃったりする。
いつもメッセージを書き込まずに
ポストカードを新しいままで入れることにしている。
だって、もらった人が使ったり、飾ったりするには私の直筆の文字なんて邪魔だと思うからです。
そして、はっ、と気がついたら手元に1枚も残ってなかったということはよくあることでした。

でも、最近はちょっと違う。

少なくとも1枚くらいは、自分用に置いておけるように
いつも2枚以上あるか確認するようになりました。
(やっと学習した)

このフィンランドのKartoのポストカードも、そんな1枚になりそうです。
シックな色づかい。
ざらりとした上質な紙。
絵のチョイスも、
「ああ、この絵がポストカードになればいいのになと思ってたのよ、まさに!」と
思うようなセンス。

こういうのをじっくり見て研究して
日本製のムーミンポストカードもセンスアップして欲しいです。

自分用にも取っておきたいから
2枚買っちゃおう、と思えるようないい感じのやつをたくさんたくさん作って欲しい。
それでもフィンランド製のものに叶わないなら
それはやっぱり空気とか光が違うせいなのかなぁ...