ムーミン谷の地図のハンカチ
地図が好きですか。
私は好きです。
それでは、地図が読めますか。
私は読める人だと思ってます。
じゃあ、地図が書けますか。
私は自分では、私ほど地図を書くのが上手い人はいないと思ってます(爆)。
思いあがりもはなはだしい、という感じではありますが…
ともあれ、地図はかなり好きです。
地理はあんまり好きじゃないのに、地図は大好きで
小学校の頃から高校生まで、社会や地理の授業の時間はいつも地図帳を眺めていました。
ゴビ砂漠のちょっと南にチンハイ湖って魚の形の湖があるな、おお、目まである(湖の中の目の位置に島がある)、とか、アフリカのオレンジ川ってオレンジ色なのかな、オレンジの味なのかな、とか
タイなのにサムイ島っておっかしいなーとか。
級友の苗字と同じ地名を探したり、そんなことばっかりやっていたのでした。
いろんな児童文学や童話の巻頭には、よくそのファンタジーの国の地図が載っています。
ムーミン童話にも、ムーミン谷の地図が載っているのを知って、それだけでうれしくなります。
息子も地図が大好きで(子供はきっと誰でも好きな気がします!)、
童話の表紙の裏側見開き部分に地図が載っていたりすると
もうそこをじっくりと見るだけで十分も二十分も時間がかかってしまうくらい好きなので
地図のある童話を読み始めたときはいつもそれで初日が終わります。
この大判ハンカチは
お友達からのいただきもの。
開いてみて、『ムーミン谷の地図』が目の前に広がった時は
何だか宝の地図を手に入れたようなうきうきした気分になりました。
息子に
「『ムーミン谷の地図』だよ!」と声をかけると
すぐさま居間から飛んできて、
日曜日の陽だまりの中、二人でじっくりとムーミン谷を旅したのでした。