Moomin mug yellow(Moominmamma)1990-96

島にきて、一日の長さをもてあましたママは
たきぎを集めはじめた。
どんな小さな棒きれも見つけしだいひろっていったので
同時に海岸もきれいになって
島全体を美しくすることができるんだ、という自信をママにおこさせた。
集めたたきぎをひくために、のこひき台をつくり
おだやかなくもり日の下で、のこぎりをひいてひいてひきとおしているママ、というシーン。
ほんとうだ、よく見るとのこぎりを持っています。
ムーミンパパ海へいく』第5章「霧」より


自分で仕事を見つけて実行してゆく、ママ、かっこいいです…

島で庭を作るために肥えた土をたっぷりなくてはと探しに出たママ。
ポプラの木のしげみのうしろは、灰色の石がごろごろとしている荒れ地、というシーン。
エプロンがストライプではないママ。
ムーミンパパ海へいく』第2章「灯台」より

玄関の階段にこしかけて、お日さまの光をあびながら、
木の皮の船をこしらえているムーミンママ。
右端のママバッグ、文庫版の原画では切れているのに、アラビアマグでは絵がフォローされています。
ムーミン谷の夏まつり』第1章「木の皮の船と火をふく山と」より

「ジャンさんもコックさんもやめてくれたわ」
ムーミン家の古いポットを出してきたムーミンママ、というシーン。
ムーミン・コミックス第1巻『黄金のしっぽ』「黄金のしっぽ」より

足元にあしらわれた貝がかわいい。