リトルミイのマグ
最近お気に入り?の夜食。
フランスパンはスープをかきまぜるスプーンでもあり
スープと一緒に食べるパンであり
食べた後は、マグカップだけしか残らない。
ピン!と来た方はかなりの「通」ですね。
これ、「フィンランドデザインの良心」と言われたカイ・フランクの言葉のもじりです。
何かの雑誌で読んだだけなのでちょっと不確かな部分もあるのですが
カイ・フランクに、「あなたにとってよいデザインとは?」と訊いたところ
「ある農夫が、パンにバターをはさんで仕事に出かけた。
昼食に、バターをパンにつけて食べた。
後には何も残らない。
これが私にとってのよいデザインである」
と答えたそうです。
究極的にシンプルで、それそのものが主張せず、何を盛っても似合い、他の食器と組み合わせて使え、レンジ・食洗器にかけられ、スタッキングして収納できる。
キルタ・ティーマシリーズはこのような考え方をする人から生まれたのだなと感銘を受けたものです。
アラビアムーミンシリーズのマグカップがティーマベースでなかったら
ここまでいろんな人々に使われることはなかったかもしれませんね。