イッタラ・アラビアの地位

時々思うのだけど、世間一般的なイッタラ・アラビア(ダンスク、ハックマン、ロールストランドなど統廃合しあいこしているブランド含めて)の地位ってどれくらいなんだろう?って思う。


北欧メーカーで言うとたいていの大手デパートでも入っているのが
ロイヤルコペンハーゲン
北欧以外でもマイセン、ウェッジウッドバカラ、ジノリ、リヤドロ、ヘレンド…あたりのメーカーだと
私の母くらいの歳の女性と会話していても
話に花が咲くのだけど(窓際に飾っている絵皿が変わったので「(ロイヤルコペンハーゲンの)ブルーフルーテッドに変えたんですねー素敵ですねー」とご近所のオバちゃんと話したことも)
イッタラ・アラビアだと同世代の女性などにも
本気で知らないみたいで「聞いたことなーい」と、ぽかんとされることもある。
イルムスや北欧雑貨店などがこんなにたくさんあるのに、知名度はまだまだ低いみたいで。


例えば、以前友達の結婚祝いに、何がいい?と訊いたら食器がいいというので、
アアルトのグラスとエゴのプレートとチッタリオをセットにしてプレゼントしたんだけど
メールで
「シンプルで使いやすそう、ありがとー」と一言のみ。内祝いはもちろんなし。
あちゃーっ、はずしたな…と思う瞬間です。(笑)


まぁ、知る人ぞ知るメーカーでも別に気にしない、
特選洋食器売り場のきらびやかな食器より、外見も値段的にもカジュアルなのが気に入っているし、
シンプルで丈夫なので(丈夫、とか言ってる時点で「一流」とは言えないのかもしれないけど)、日々の生活の中で使いやすいし!
一生つきあっていきたい、と自分では思っている。


でも、ここのところのユーロ高の影響で、値段的にカジュアルなブランドとはだんだん言えなくなってきた。
今年の夏限定おじょうさんマグとボウルの値段も…
イッタラ・アラビアを知らない人には、逆においそれとは言えない値段っていうか。

それでも買いますけどね。
そして日常使い、しますけどね。





ふんっ。(気合)

…きれいとは言えない食事中の画像ですみません↑。