コーヒー淹れ

MuuMiDouにも何度か書いたことがあると思うけど(しつこいくらいかも?)
コーヒーは、朝気持ちと時間に余裕がある時に淹れる。余裕がある時しか淹れられない。
ちまたのコーヒー通の本には、
ゆったりした気分で、コーヒーを淹れることに集中して淹れないとおいしく入らないと書いてあったりもするけれど、そんなことは私は信じていません。
人に淹れてもらったほうがおいしいけど、自分で淹れてもおいしいし、
蒸らしの途中でささっとスプーンくらい洗ったり、シンクをさっと拭いたりしても
別においしいし。(がさつ?)


それよりも、「毎朝の習慣」ではないコーヒー淹れの作業が楽しくなる
お気に入りの道具のほうが私にとってはだいじ。


黒いケトルでお湯を沸かして(湯沸し専用)、
お湯を沸かしている間にピッチャー+ペーパーをセットしたドリッパーを重ねて、
マグを人数分(たいてい2つ)選ぶ。
ごりごりと手動のミルで豆から挽く。
沸いたお湯を、細口のステンレスのケトルに移して
はじめは蒸らして、あとは一気に注いで(そこで豆がうまく膨らんだら膨らむ様子を眺める)、ぽたぽた落ちる音を聴きながら色んなことをする。
皿を洗ったり、台所の壁をぬぐったり。
最後まで落としきらないうちに、ドリッパーを引き上げる。
ピッチャーから、マグに注ぐ。


この動作すべての道具が気に入っている。
もう何年も同じものを使っているけど、年を経るごとに「好き」という気持ちが募っています。
それだけで私はかなりコーヒーをおいしく淹れられているように思う。
あれ?
…ということは、やっぱり気持ちの問題なんだったりして……???


ここ2日ほどちょっと気持ちに余裕があるんで、うれしいです。