アラビアムーミンクロック「天災」

「彗星」チルドレンセットに続き、初心に戻るシリーズ第2弾。


新しいアドベンチャーシリーズウォールクロックが発売された記念(?)に、
一代目の彗星(と思っていたけど、よく見ると洪水ネタも入っていたので「天災」柄ですね!)の時計をあらためて見直してみようと思い立って、在庫箱から掘り出してきました。
大量のムーミンプレートとボウルとグラスカードとマグに阻まれて、めちゃめちゃ大変だった…一度在庫状況をきちんと把握したいものです。←かなり深刻
で、よし撮影しよう!と思ってた日が雨の日で、がっくり…
でも仕切りなおすといつになるかわからないので、雨天決行!
色味がころんでいるかもしれませんがご容赦ください。

以前も同じネタの記事があるのですが、画像が荒いので、今回は大きな画像でどーんと。
真ん中のムーミンは、ムーミンコミックスムーミンコミックスnr:9『彗星がふってくる日』のカバーを取ったハードカバーの表紙部分のイラストをリメイクしたものだと思いますが、
実際は赤い傘をさしているイラストです。
バケツをかぶったムーミンは、コミックス「彗星がふってくる日」のストーリーの中には出てきますが
このポーズのムーミンはありませんでした。
コミックスではムーミン一家(とユーレイとヘムレンも。ミイは髷にかぶってます)がナベやフライパンをかぶっちゃうので
パパとムーミンが、どちらがどちらかちょっとわからなくなるのですが(セリフなどから推察はできますが)
この時計を見て、「やっぱりこの片手鍋のほうがムーミンだったんだ!」と逆にスッキリしたりして…

ムーミンコミックスムーミンコミックスnr:9『彗星がふってくる日』「彗星がふってくる日」のヘムレンさん。
「いやな時代だな 昔はこうじゃなかった…
 わたしが若いころは 冬には雪がふり 海には魚がいたもんだ」
とぼやいているシーン。
この時計ではボートが岩礁に乗り上げていて下は大荒れの海ですが、元絵のイラストは彗星で海が干上がっています。
イラスト自体もそっくりだけど、コミックスのものとはオールなどが微妙に違います。
気になる方はコミックスをチェックしてね!(著作権の関係で、コミックスをスキャンしたりしてはいけませんので。文章の抜粋も出典を明確にしないとダメだと思う。)


飛ばされているムーミンパパは元絵はムーミン、ママは元絵はおじょうさん。
元絵のムーミンは、BOYSチルドレンセットのマグに使用されていましたね。
コミックスではパパとママは飛んでおらず、本当は子供たちが竜巻に飛ばされて帰宅するシーン。
椅子と木のイラストは探し中。(探さなくていいかな?)

赤い椅子の上のおじょうさんと、にょろにょろ、黒いほっかむりの家族、彗星、飛んでいる鳥のイラストも
ムーミンコミックスnr:9『彗星がふってくる日』のカバーを取った、本体の表紙に使われているイラストが出典です。


スティンキーも逃げているのですが、カバーイラストはスティンキーの場所に
バケツをかぶった黒い人が逃げています。
テーブルを持って走るスニフは、同じコミックス内のイラストを反転したもののようです。
天災を利用して一儲けしようとしているところ。
「あなたを救う呪文」を授ける替わりに「この世の富」を手放せという、怪しげな商売をしています…

24人の子供とスナフキン、縄の中のミイ、このふたつは明らかに『ムーミン谷の夏まつり』の「洪水」柄ですよね。
スナフキンのほうは、『ムーミン谷の夏まつり』第6章「公園番へのかたきうち」が出典。
スナフキンとミイが成長してからはじめて出会った後のシーンです。
縄ミイは服も原作とは違うし、この時計のために書き起こされたカットじゃないかなぁ…

それから、時計が入っていた箱です。
表。半分中身が見えるつくりです。この外側に箱カバーの箱がついていました。(過剰包装)

裏側です。キャラクター紹介です。
細かい箇所が追求しきれていませんが、今日はこのへんで…