おしゃまさんの旅N県篇3日目

N県の旅、最終日は長崎!(県名伏字の意味がなくなった)


島原→佐世保→長崎という、意味のわからない動線の旅行計画をしたのは母です。
でも、最終日に長崎だとお土産のカステラも買えるし、ちゃんぽんや皿うどんも食べられるし、いいよね、ということで皆納得。

「N県」という行先を聞いて、私が真っ先に言ったのは「原爆資料館に行きたい」ということでした。
今から約20年ほど前、学生だった時代、部活の九州大会で友人と訪れた場所です。(現・原爆資料館は初来訪ですが、同じような内容の展示をした空間がありました)他にもグラバー邸とか、大浦天主堂(だったと思うけど、内装の写真を見たらイメージが違うので違う教会に行ったのかも…)、チンチン電車
あちこちのカステラ屋さんで試食…その時、一緒に長崎をまわった部活の友人はもういませんが
自分でも驚くほどいろいろなことを鮮明に覚えています。
今年は長崎も「龍馬」ブームみたいでガイドブックもそればかりですが
やはり外せない「平和公園」と「原爆資料館」。
訪れるたびに、気持ちが引き締まります。

平和公園から歩いてすぐの爆心地公園にも行った。
グラウンドゼロ(爆心地)を中心として同心円が描かれている公園で、その同心円の中心部に立つと
ものすごく複雑な気分になる。
すぐ横に水の枯れた川がある。
その川に、そこが川であるとわからないくらい大勢の人々が水を求めて折り重なっていたと書かれてある。
すぐそこの自動販売機で買ったばかりのペットボトルの水を握っている自分の手を見て、申し訳ない気持ちになった。
資料館を出てすぐそばの宝来軒・別館で昼食。長崎風皿うどん、汁なしちゃんぽんっぽくておいしかった。

出島。
昔は海沿いにあったはずの出島が、今はすっかり街中にあるのが面白いです。

現在もせっせと復元工事中。完成した小屋や住居、出島のミニチュアなどを観てまわる。
すごく面白い!

和と洋が混ざり合う空間。
畳敷きの部屋にテーブルセットを置いて晩さん会をしていたり。
壁紙もレトロモダンですごくかわいかった。

そのあと、福砂屋へ行き、松扇軒でお茶をしたらもう全員お腹がいっぱいでどうにもならんということで
本場の長崎ちゃんぽんは諦めて、眼鏡橋に寄ってから帰途につくことに。


楽しい旅であった…